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維新の会・橋下代表の「慰安婦は必要だった」発言に抗議

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 「日本維新の会」の橋下共同代表が5月13日、「当時、従軍慰安婦は必要だった」「日本だけが批難されるのはおかしい」と発言した問題。絶対に許せません!海外特派員協会における3時間近くの記者会見でも、結局はこの発言について、取り消しも謝罪もしませんでした。これが橋下氏の本心であり、結局この人は何が問題にされているのが理解できないのだと思います。こうした政治家が、日本の公職に座り続けること自体、日本の「恥」だと思います。

 戦前の軍隊のなかでも、国が軍が組織として女性を集め「慰安所」を設置したのは、日本軍とナチス・ドイツだけ。橋下氏は知らないのでしょうか。発言は、女性の人格だけではなく、男性の人格も、人間としても尊厳も踏みにじるものです。

 しかし、この橋下発言を正面から否定しない政治家が、今以外に多いのではないでしょうか。以前、富山県議会に「従軍慰安婦問題の解決を求める請願」が提出された時も、自民党からは「国がやった証拠はない」「すでに解決済み」「安倍さんは河野談話を見直すと言っている」などの発言が飛びました。

 安倍首相は先日、日本共産党の井上さとし参議院議員の追及にも「橋下発言は間違いだ」とは、言いませんでした。海外メディアは、日本では右翼政治家が首相になったことによって、こうした発言が相次いでいると見ています。

DSC_0034 5月30日の大阪市議会では、橋下市長に対する問責決議案が提出されましたが、日本維新の会と公明党の反対で否決されました。公明党に対する怒りが、大阪でも噴出しています。

 富山でも、5月25日(土)新日本婦人の会など女性団体のみなさんが呼びかけて「橋下暴言に抗議し、公職辞任を求める緊急行動」を行いました。JR富山駅前に14人が集まり、宣伝・署名行動。私も、赤星ゆかり富山市議や高瀬あつこ高岡市議予定候補も参加しました。

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