4月18日投票で、富山市長選と市議選がたたかわれました。
市会議員選挙は、定数38に対し48人が立候補す
る激戦。日本共産党は、赤星ゆかりさんが前回比477票増やして5位、吉田修さんは526票伸ばして35位で当選し、現有2議席を確保しました。
しかし、正式会派の3議席はならず。立候補を予定していた新人のかじ政見さんの病気が発覚し、告示10日前に急きょ現職の小西直樹さんが立候補を決意しましたが、329票差で40位となり及びませんでした。
この選挙で日本共産党は主に、①徹底したコロナ対策、②市民の暮らし応援に市政の重点を転換、③政務活動費の不正など市政の私物化の一掃を訴えました。候補者のなかで、コロナ対策も不正一掃も正面から訴えたのは日本共産党の3候補だけ。今後の公約実現が期待されます。
一方、市長選挙では、元自民党県議の藤井裕久氏が当選。森市政の継承をかかげたものの「コンパクトシティ政策の成果を周
辺にも波及」「市町村合併の検証」と言わざるを得ませんでした。「市民の会」の高野よしひさ候補の政策が、市長選の政策論争に少なからず影響を与えたといえると思います。
また、自民、公明、国民民主、立憲民主、連合などの推薦を得たにもかかわら
ず、藤井氏が獲得した得票は全体の53%。今後の政治の変化が期待されます。
次は総選挙。4月25日投票の国政3補欠選挙(長野、広島、北海道2区)では、いづれも野党統一候補が勝利。政権交代をめざす野党共闘の前進が期待されます。そのためにも、日本共産党が前進しなくてはなりません。がんばります!